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鎌田原弥生墳墓群出土品一括

弥生中期の墳丘墓内にある、木槨墓、木棺墓、甕棺墓等から出土した青銅器、玉、石器等と甕棺で、平成11年(1999)に県の有形文化財(考古資料)に指定されました。銅剣、玉類、石器類

銅戈は、細形1点、中細形2点の計3点、銅剣は、細形で先端のみが出土しました。
玉類は、ヒスイの勾玉(大1・小6)、碧玉の管玉177点があり、これらは一連のものと考えられます。石器類は、8点出土していて磨製の石剣や石鏃(矢じり)が見られますが、先端や基部が多く完形品は1点のみでした。

甕棺は、11点(大10・小1)出土し、タイプが汲田、須玖、立岩式とある点から中期前半から末頃までの期間を通じて、継続的な墳墓の造営が行われたようです。

鎌田原弥生墳墓群出土品一括

所在地:嘉麻市大隈町733番地

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