嘉麻市は、豊富な自然と欧州のアウトドアキャピタルを標榜するデンマーク王国シルケボー市の取組みやライフスタイルを組み合わせ、【デンマーク王国の幸福の価値観「HYGGE(ヒュッゲ)」を基調としたアウトドア観光によって心地よい時間と空間の提供をコンセプトに、アウトドア活動を足掛かりとしたまちづくり】を進める「アウトドアシティ嘉麻」の実現を目指しています。
嘉麻市は福岡県のほぼ中央に位置し、2016年度に九州で2例目となる日本山岳遺産に認定された『嘉穂アルプス』があり、そこを源とする遠賀川をはじめとする河川が南から北に流れています。
面積は135.11平方キロメートルで、市全体の約72%が森林と耕作地で、多様な生態系を保護する山林や河川流域が広がる生産緑地などの水と緑が豊富な地域です。
人口は約35,000人と近隣都市と比べると少ない地域です。
嘉麻市は2019年、アウトドア文化が盛んなデンマークのシルケボー市と観光の基本合意書を結び、アウトドア先進地とされるデンマークをモデルに「心地よい体験と時間を提供する」体験型観光・交流型観光メニューの開発と推進を積極的に行っています。
2021年11月には、『アウトドアシティ宣言』を発表し、市全体にアウトドアの風が吹いている・・・
デンマーク語で、『家族や親しい人と心地よい時間を過ごす』ことを『HYGGE(ヒュゲ)』と言い、幸福を表す価値観とされる。
嘉麻市では、あちらこちらでHYGGEの体験ができ、多くの皆様に訪れていただいています。