公園内は城跡として重要な史跡が存在し、自然に親しみながら城郭、遺構が散策できる公園です。また、市民ボランティアの協力で草刈りやモミジの植栽等が行われています。
益富城跡
豊臣秀吉にまつわる一夜城伝説が残る益富城址。現在は、森林浴や野外観察、歴史探訪などができる原生林に覆われた自然公園になっており、春には桜も楽しめ、別名「城山」とも呼ばれています。
≫ 一夜城まつり
天正から江戸初期にかけての山城で、城主は秋月種実、後藤又兵衛、母里太兵衛の面々でした。天正15年(1587)九州平定を目指す豊臣秀吉に対し、秋月氏の本陣となりますが、岩石城落城後は逆に秀吉の本陣となりました。
その後、黒田氏が筑前を統治すると、支城(黒田六端城の一つ)となり、後藤又兵衛が築城し後任の母里太兵衛が元和元年(1615)まで城主でした。しかし、その年に出された一国一城令により、廃城となりました。
嘉穂益富城自然公園 ・ 益富城址
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所在地:嘉麻市中益248番地
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