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遠賀川の源流点

北部九州最大の川である遠賀川(全長61キロ)、その源流は嘉麻市の馬見山(978m)の山中にあります。そこから湧き出た水は、穂波川や彦山川など多くの川と一緒になりながら、響灘へと注ぎます。

遠賀川は、とくに筑豊地方に古来より稲作文化を形成し、近代になってからは、石炭産業を支えたことから、人々の間では「母なる川」と呼ばれてきました。

嘉麻市をはじめ、飯塚市、直方市、中間市、北九州市など6市13町1村を流れ。
流域面積は1026平方キロメートル。およそ67万人がその流れの恩恵を受けています。

多くのまちに、人に豊穣をもたらす川の源流があることは、嘉麻市の大きな誇りです。
また、遠賀川は九州で唯一の鮭が遡上する川としても知られています。

遠賀川源流の森づくり推進会議」が源流の森に集まり、落葉広葉樹を植えたり、雑草を刈りとったりするなどの活動も行われています。「森がなければきれいな水ができない」ということからスタートした、遠賀川を守るための取り組みのひとつです。

流域のまち、人に多くの恵みをもたらす遠賀川の源流は市民の宝であり、大切に守っていきたい自然遺産です。

遠賀川の源流点

国道211号線を東峰村方面に向かったところ、馬見山の山腹にある遠賀川源流公園から
約300m(約15分)、遊歩道の脇を流れる小川のせせらぎを聞きながら歩いていくと
遠賀川の源流点です。

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