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白馬山のバクチノキ

安国寺奥の院から白馬山頂上に至る、7合目付近の南西斜面付近に2本のバクチノキがあります。バクチノキとは、房総半島以西の暖かい地域に自生する常緑高木で、主に海岸近くに自生しています。しかし、白馬山は海岸線よりも約30キロ内陸に位置しており、また、大木が接近して生育していることも珍しく、昭和50年に福岡県天然記念物の指定を受けました。
樹齢は400年を越えると考えられ、うち1本は胸高周囲2.6m、樹高約15mあります。
「バクチノキ」という名は、絶えず古い樹皮が剥がれ落ち、幹を顕にしている様子を、博打に負けて身ぐるみを剥がされる姿に例えたことに由来しています。

白馬山のバクチノキ

所在地:嘉麻市下山田白馬山7合目

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