イベント情報

山野の楽

開催日時

9月22日 口開祭
◆たいまつ行列 / 若八幡神宮出発(夕方7時)
◆前夜祭 / 山野第一公民館(夕方7時30分頃)

9月23日 楽 祭
◆楽方行列 / 山野若八幡宮出発(午後2時)
◆本  楽 / 山野若八幡宮(午後3時10分頃)
◆もちまき / 本楽のあとに行います。
◆奉納子供相撲 / 山野子供会(午後4時頃)

※天候・交通事情などにより、時間が変わる場合があります。

山野の楽

毎年秋分の日

地元では「山野ん楽」と呼ばれる、氏子安全、五穀豊穣を願う水神様のお祭りで、寛元2(1244)年に宇佐八幡宮から伝えられたといわれています。750余年もの伝統を誇る祭事で若八幡神社境内で行われます。

また、村人から住み家を埋め立てられて怒った河童に、白門に移ってもらう代わりにお祭りを行うことを約束したとも伝えられ、かっぱ祭りとも呼ばれています。

≫ 【今も語り継がれるふるさとの民話】河童の言い伝え

秋分の日に山野の若八幡神社に奉納される「山野の楽」(通称「山野ん楽」)は、氏子安全、五穀豊穣を祈願する水神祭りで、かっぱ祭りとも呼ばれます。その始まりは古く寛元2年(1244)に、宇佐八幡宮から伝えられたといわれています。明治13年(1880)から一時中止されていましたが、山野で頻繁に火事が起こるため占ったところ「三軒になるまで祭りを止めないという誓いを破ったため、河童が怒っている」と告げられ、同23年に復活し、今日にいたっています。

山野の楽は、楽方12人、鉦方2人、太鼓方2人、笛方4人から構成され、楽方は頭に赫熊(シャグマ)をかぶり、腰にヘラ皮の蓑を付け、胸に締太鼓をいだき、長さ約2mの御幣竿(ゴヘイザオ)を背負います。山野の楽には、笛楽と歌楽があり、楽方は、二列に並んで左右前後に動き、また頭を下げて腰を大きく回転したり列を交差させたりしてゆっくりと舞います。鉦方は小学生で、頬紅をつけ赤いたすきの結び目は、五色のきれをたらします。

歌楽の歌詞

1 イヨ、古の天の岩戸に 神遊び 神遊び ウンサトリエノエントカヤ

2 イヨ、古の神の子どもに 楽をせよ 楽をせよ(カタカナ省略)

3 イヨ、神々の楽を揃えて 面白や 面白や(カタカナ省略)

4 イヨ、この楽を聞けばすなわち 法の声 法の声(カタカナ省略)

5 イヨ、世の中は楽で治まる 世の中は 世の中は(カタカナ省略)

山野の楽は、昭和33年(福岡県無形民俗文化財)に指定されました。

場所

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