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古処山のツゲ原始林

樹齢1,000年を超える木も生息

ツゲの原始林は、嘉麻市と朝倉市にまたがる標高861mの古処山々頂付近に広がっています。

ここは、三郡変成岩地帯にあって山頂部付近にのみ晶質石灰岩があり、標高も高いことなどから学術上貴重な植物が豊富に生育しています。江戸時代以後は、名勝として特別に保護されるようになり、昭和27年(1952)には国の特別天然記念物に指定されました。

その面積は、嘉麻市側が6.36haと朝倉市側が5.35haとなっていて、一部にはブナやモミの林があります。ツゲの種類は、アサマツゲ、オオヒメツゲが大部分ですが一部にマルハツゲも見られ、古木は樹齢1000年をこえるものもあるようです。

古処山ツゲの原始林

所在地:嘉麻市千手3822-1番地

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