古墳は今から約1500年前に造られた直径約18mの円墳です。現在、墳丘の大部分は失われていて、石室の上部が露出しています。古墳には死者を葬る施設として横穴式石室が造られています。石室は死者を安置する玄室とその前に小部屋と通路を設けた構造で、石材は近くの琴平山で採れる石を用いています。玄室内は奥行き3.1m、幅1.9mの広さがあります。上臼井日吉古墳とは、300mほどの近い距離にあり、石室の形などから御塚古墳の方がやや新しい時期に造られたと考えられます。
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御塚古墳
所在地:嘉麻市上臼井572番地ほか
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