
万葉集と聞くとなんだか身構えてしまいがち。だけどホントはロマンチックで暖かくて時にもの悲しくてとっても人間味あふれるもんなんじゃ!
山上憶良(やまのうえのおくら)とはどんな人?
奈良時代にまとめられた万葉集の代表的な歌人の一人で、人生や社会をするどく見つめたものの他に、惑い、愛、無常などの「嘉摩三部作」を歌った人物です。
山上憶良の万葉歌碑
所在地:嘉麻市岩崎、鴨生鴨生公園の歌碑(犬養孝 書)
稲築公園の鴨生方面が見わたせる所に、万葉歌人で筑前の国守であった山上憶良が、神亀5年(728)に嘉麻郡で撰んだ歌が刻まれた歌碑があります。
歌:「しろかねも くがねもたまもなにせむに
まされるたからこにしかめやも」
(銀や金や宝石は宝物ですが、一番大切な宝物は、
子どもではないでしょうか)
また、町体育館のある鴨生公園には県内で唯一、万葉学者で文化功労者の犬養孝文学博士(1907-1998)の書による歌碑が2基あります。
「憶良ゆかりの地」パンフレット

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