エリア情報

碓井郷土館

織田廣喜美術館との複合施設で平成8年に開館しました。市内では、唯一の本格的な展示施設として、縄文時代から現代にいたる嘉麻の歴史を紹介しています。現在、市内の主な埋蔵文化財、歴史民俗資料などを常設展示しています。埋蔵文化財では五穀神遺跡出土の後漢鏡(市指定文化財)、沖出古墳(県指定史跡)出土の埴輪・腕輪型石製品など、歴史資料では古代の遠賀川水運を記した奈良東大寺文書」(複製)、昭和63年に廃線となった国鉄上山田線関係の資料などが見られます。

臼井家と黒田家のかかわり

黒田家と臼井家の関わりについては、黒田長政が国替えにより豊前中津から筑前に入国する際に、門名(臼井)次郎右衛門が、後藤又兵衛について長柄(槍や刀)150本と持筒(鉄砲)100挺、馬代金を献上して先頭隊の騎馬に加わり、名島城まで案内をしたと伝えられています。

臼井家文書は、福岡県史の初期資料中に196点も掲載されるなど、大変貴重な古文書が残されています。

中でも、江戸時代初期の長政の書簡や、慶長15年(1610年)に長政が臼井家を訪れ嫡子を召しだされた折に拝領したご家紋入りの御膳椀具等は大変貴重なもので、現在、碓井郷土館に展示されています。

その他、又兵衛との関係では、又兵衛出国の際に槍1本、鞍1つ、弁当1荷に書簡をそえて送られていますが、その時の槍と伝えられるもの1本とそのことの裏づける一文が記された古文書が、現在、碓井郷土館に展示されています。

お菊大明神(皿屋敷跡)

皿屋敷のビデオあり!
見た後はお菊大明神へ実際に行ってみよう!

小さなお堂があり、その裏側に怪談話で有名な
お菊が身を投じたと伝えられる井戸が残っており、お菊大明神が祭られています。

≫ 皿屋敷伝説についてはコチラ

碓井郷土館

住所:嘉麻市上臼井767番地
電話:0948-62-5173
営業時間:9時30分〜17時30分(入館は17時00分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料:無料
駐車場:有り

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